雨の予報が出るたびに「今日どうしよう」と不安になっていませんか?——キッチンカーの雨の日対策は、開業してすぐにぶつかる悩みのひとつです。この記事では、安全に営業できる条件の整え方から、お客さんに来てもらうための工夫までまとめています。
雨の日に起きやすいこと
来店・売上への影響
公園や広場、駅から離れた場所では、雨天時の来店数は落ちやすくなります。一方で、オフィス前や大学、マンション周辺など「近場の食事」を求める場所では、雨でも選ばれることがあります。
場所・メニュー・告知などを工夫することで雨の日も売上につながる場合がありますが、それは安全に営業できることが前提です。
安全・衛生・電気まわりのリスク
客足が遠くなる以外にも、雨の日は以下のリスクが高まります。
- 濡れた床面やステップでの転倒
- タープ・看板・のぼりの飛散
- 延長コード・電源タップへの水の侵入
- 雨水・湿気による食材や包装材の衛生悪化
まず決めておきたい「出店する・しない」の判断基準
中止を検討すべきサイン
集客の工夫より先に、まずは中止の基準を決めておくことが大切です。
- 雷鳴が聞こえる
- 強風でタープや看板が安定しない
- 気象庁の大雨警報・注意報が発表されている
- 足元が冠水またはぬかるんでいる
出店前に確認しておくこと
イベント出店では、雨天決行・荒天中止・キャンセル料などの条件を主催者と事前に確認しましょう。営業許可や届出の扱いは自治体ごとに異なるため、不明な点は管轄の保健所に確認するのが確実です。
雨の日に備えておく道具と準備
安全・衛生に直結する備品
まず用意しておきたいもの
- 滑り止めマット・吸水マット
- 蓋付き容器・密閉コンテナ(食材・包装材を床に置かないため)
- 耐水の包装袋・蓋付きカップ
- スタッフ用レインウェア・滑りにくい靴
食材・容器は床置きせず、雨水や泥はねから離して保管します。厚生労働省が示す食中毒予防の「つけない・増やさない」を意識した管理が、雨の日はとくに大事になります。
足元・電源まわりの対策
延長コードは地面に直置きしないこと。水たまり・客動線・車輪の通り道を避けて配線します。発電機や電源タップはメーカーの説明書と施設ルールに従って扱い、不安なことはプロに確認するのが安心です。
雨の日でもお客さんに来てもらうための工夫
メニューと受け渡し
「温かい・片手で食べやすい・持ち帰りやすい」商品は雨の日と相性がよいです。ホットスープ・丼・ホットコーヒーなど、売れ筋を温かいセットに絞った仕込みにすると廃棄リスクを抑えられます。汁物には蓋付き容器と袋をセットで準備しておきましょう。
告知・コミュニケーション
「今日営業しているのか分からない」が、雨の日の来店前の大きなハードルです。前日夕方または当日朝に、SNSなどで次の内容を発信するだけで、来店率が変わってきます。
- 営業する・しない
- 時間や場所の変更
- 荒天時に早じまいする可能性
まとめ
キッチンカーの雨の日対策は、売上の工夫より先に「安全に営業できる条件を決めておくこと」から。
- 中止基準を事前にマニュアルにしておく
- 足元・電源・食材・容器を濡らさない設計をする
- 告知で「今日やってるよ」を伝えることで来店ハードルを下げる
備えが整った分だけ、雨の日も落ち着いて営業できるようになっていきます。
雨の日の備え、少し整理できましたか?あなたのキッチンカーライフが、明日はもっと素敵になりますように。


